恋人いない歴37年だった男が、幸せな結婚ができました

平生を高め、明るい未来をつかみ取っていこう

結婚したら必ず訪れる山場

 おはようございます、いってつです。

 

 私いってつも結婚生活を始めて、6年目に入っております。30周年を迎える人達もいらっしゃいますので、自分なんかはまだまだという感じです。

 

 先日、義理の母が体調を崩し倒れました。今現在は集中治療室で治療を続けています。そして義理の父は1人では暮らせないほどの認知症をわずらっています。妻は働いていた職を辞める事になり、実家にもどり、父と生活しています。

 

 父は私から見ても、認知症が重く、時には5分前に言った事を何度も繰り返し聞いてくるという事もしばしばあります。妻は優しくその都度丁寧に答えています。妻曰く「ぞんざいな態度で接したら、家での居心地が悪くなり、徘徊する可能性が高まる」と言っています。ある病院での出来事で、あるお婆さんが腰を曲げながらゆっくりと歩いていて、それに付き添っていた息子だと思われる人が大声で「その歩き方辞めろと言っているだろ」と言っていました。妻はそれを見てああいう風には絶対に自分はしないと言っていました。これらの妻の対応を見て、自分の妻は本当に優しくて賢い人なんだなと思わずにはいられませんでした。私と言えば「その歩き方辞めろ」と言った男性の気持ちも少しは理解できてしまって、これから先介護をずっと付き合っていかなければならないとなると、そんなぞんざいな態度をまったく出さないという自信はありません。大抵の男性がそう思うのではないでしょうか。ただ妻の築き上げてきた信頼を私の態度で崩すわけにはいきません。私もぞんざいな対応はしないでいくつもりです。

 

 また、介護にはお金の問題も発生します。もし父の預け先が決まった時、そして、母の治療代です。親というものは、ほっとくわけにはいきません。必ず子供が見てあげなければいけないものです。それは結婚したら必ず訪れる山場です。私たち夫婦も行政のしくみを知らない事だらけです。今現在でのお金の問題に対して、半年位は問題ない貯金が私たちにはあります。しかし、これから生活していかなければならないので、貯金を使いながらというのでは、その内無理が来てしまいます。先人の人たちもこういう問題を乗り越えてきている人も沢山いらっしゃると思います。私たち夫婦力を合わせてこの山場を乗り越えようと思います。妻は本当に頑張っています。それは紛れもない事実です。そんな妻を支えたいし、できれば、先に立ち引っ張っていきたいと思います。しかし、自分の無力さも今回で実感しています。妻があきらめない限り、いやあきらめたとしても、自分はあきらめず何か打開策を見つけていきたいと思います。

 

 結婚すると必ず訪れる山場、結婚とはこういうものだと思います。楽しい事ばかりではありません。この人となら共に苦労してもよいと思えるから結婚するのだ、と言っている人がいました。妻と共に頑張って乗り切ろうと思います。乗り切った先にはブログで報告できたらと思います。

 

 それでは。