恋人いない歴37年だった男が、幸せな結婚ができました

平生を高め、明るい未来をつかみ取っていこう

人の頑張りは、何処かで見てくれている人が必ずいる

 こんばんは、いってつです。

 

 日経ビジネス10月9日号の有訓無訓で、ポーラ美術館の館長、野口さんの記事が記載されていました。逆境に対してベストをつくせば、人は強くなり、その頑張りは誰かに見られているというお話でした。

 

 野口さんは前職で、ホテルマンをしており、東京の高級ホテル、パークハイアットのNo.2であるマネジャーというポストにいたそうです。仕事は順調にいっていたそうなのですが、ウエディングの披露宴で食中毒を起こすという事件が起きてしまいました。

 

 ホテルのNo.1である総支配人が外国人であったという事もあり、ご両家には野口さんが謝罪し、出席した人達の謝罪にも奔走したそうです。その後もウエディングの予約は埋まっており、食中毒により披露宴は使えなくなってしまっていたので、レストランに場所を変更したそうです。ウエディングの予約をしたお客さんに場所を変更したことについて、またもや謝罪にまわり、また、その為レストランを予約していたお客さんにはキャンセルしてもらわなければならない為、その謝罪にも奔走しました。挽回の意味も含めて、食事や演出のサービスに精一杯取り組んだそうです。そんな状態が3か月も続いたそうです。

 

 そんな時、箱根にもう一つのパークハイアットを作る事になり、その総支配人に野口さんが抜擢されたそうです。当時外資系のホテルで日本人女性の総支配人は例が無かったそうで、野口さんは上層部になぜ自分が総支配人なのか問い合わせたそうです。

 

 「食中毒が起きてしまった時の対応を見たら、野口さんなら務まると確信した。」と言われたそうです。見てくれていた人がいたという事です。

 

 ビジネス書でもスマートに仕事が取り組めるようになる為に、格好悪くてもその仕事に取組み始められるか、と問いかけていました。初めからスマートに出来る人は一人もいません。格好悪くても、一生懸命頑張っている人は、好感がもてます。

 

 男性でも女性でも、私がこういう人と結婚したいと思う人は、こんな人なのではないでしょうか。逆境に立ち向かっていく、格好悪くても目標に突き進む、こんな男性に自分もなりたいし、皆さんもなってください。この姿勢を貫けば、次へのステップが開けてくるはずです。

 

 それでは。