正論を振りかざす人は損をする
こんばんは、いってつです。
新川帆立さんの小説「剣持麗子のワンナイト推理」を読みました。妻がドラマ「元彼の遺言状」を見るといって、一緒に見たのですが、そのドラマが非常に面白くて、その原作である「剣持麗子のワンナイト推理」を読んでみようとなりました。
とても面白い小説で、その話題で妻との会話も弾みました。
内容はネタバレになるのでさておき、心に残った台詞がありました。「法律に触れなくても、道徳的に間違っていることはある。」と、こんな感じで主人公の剣持麗子が話します。この台詞だけを見れば、当たり前の事ですが、小説を読んで背景を知れば、この台詞の重みも違ってきます。
この台詞を読んだ時、私の妻が言っていた「正論を振りかざす人は嫌われる」という台詞を思い出しました。これは特に男性に多い事だと思いますが、自分は間違っていないと強く思い、正論だけを振りかざしていれば、周りから距離を置かれる事になってしまいます。
例えば、ルールがそうなっているから、とか、上司がそう言っているから、とか言うと逆らえはできませんが、距離を置かれる事になってしまいます。
当たり前の事かもしれませんが、大切なのは相手の立場になってものを考えるということです。
相手が間違っていたとしても、相手の立場を理解できていれば、ただ単に間違っていると指摘する以外の対応ができると思います。自分の立場を理解してくれていて間違っていると言われれば、受け入れられる事も往々にしてあるのではないでしょうか。
これは、仕事上でも、プライベートでも男女間でも大切な事です。当たり前の事かもしれませんが、とても難しく大抵の人が実践できていない事です。
当たり前の事を当たり前にこなしている人は、とてもレベルの高い人です。そう簡単には真似できない事です。1日や2日でどうにかなることでもありません。日々の積み重ねです。
この心構えは婚活にも必ず役に立ちます。婚活だけに限らず、結婚生活の充実にも役に立つことだと私は考えます。
お互い頑張っていきましょう、それでは。