恋人いない歴37年だった男が、幸せな結婚ができました

平生を高め、明るい未来をつかみ取っていこう

人として変えないもの、変えるもの

 おはようございます、いってつです。

 

 今週の日経ビジネスを読んでみると、キッコーマンの記事が載っていました。キッコーマンは国内販売が停滞する中、海外販売が順調に伸びてきているそうです。その海外事業の成長を支えているのがしょうゆだそうです。しょうゆの海外販売を伸ばせた理由としてあるのが、「変えないもの」「変えるもの」だそうです。

 

 しょうゆとして変えないものはしょうゆそのものの味と品質だそうです。世界で作られるしょうゆのサンプルを野田工場に集めて、醤油官能検査員認定試験に合格した専門家が味と品質を厳格に検査しているそうです。逆に変えていくものは、しょうゆの使い方だそうです。日本のしょうゆの伝統を守りながらも「しょうゆはこう使うべきだ」という日本の常識を押し付けづに、新しい使い方を提案して、現地の味としているそうです。

 中国では化学しょうゆがつくられているそうで、化学しょうゆは30時間で製造できます。一方キッコーマンのしょうゆは半年かけて作られます。値段も倍近く違い、化学しょうゆのメーカーは安さを強調してネガティブキャンペーンをはってきます。しかし、キッコーマンは短期的なシェアを狙って安売り競争に挑みはしなかったそうです。発酵によってできたしょうゆは300種類以上の味や香りをもつ複雑な調味料であり、色々な食べ物に合う。その強みを失ってはならないとのことです。

 

 醤油を海外展開するにあたっても、肉に合う調味料として広げなくてはなりません。そこで肉団子にしょうゆをかけて焼いた実演販売をしたところ、店内にしょうゆの香ばしい香りが広がり、お客さんが吸い寄せられるように集まり、現地の主婦層に評判を呼びました。このようにして「テリヤキ」として広まったそうです。そして今ではチョコレートの隠し味としてしょうゆを入れ、コクをだし、香りを豊にしているそうです。

 

 このようにして変えないもの変えるものを織り交ぜて売り上げを伸ばし、成長しているそうです。人も成長するには、変えないものと変えるものが大切になってくると思います。自分にとって変えないものは妻に対してだけではなく誠実であることだと思います。具体的に言えば、相手の気持ちを考え、相手の利益にかなう行動をとるように心がけるというところではないでしょうか。変えるところといえば、お金の使い方になるかもしれません。例えば、独身の頃は少しでも読みたいと思った本はすぐに買っていました。今は買うのではなく図書館をなるべく利用しています。そのかわり本当に読みたいと思った本は購入しています。洋服も独身時代は良いと思ったら大抵のものは買っていました。今は本当にこれは素敵だと思えるものだけ買っています。お金の使い方は結婚して限られてきましたが、そんなものを吹き飛ばす位結婚は素敵なものです。結婚のすばらしさを伝えたいですし、独身の方で結婚を希望する方にはお薦めもしたいです。

 

 誰かと「変えないもの」「変えるもの」を話し合ってみたらどうでしょうか。婚活時の会話ネタとしても丁度良いかと思います。

 

 それでは。