雑談で疑似体験、仕事のパフォーマンスが格段に上昇(婚活で雑談ネタとして使えます)
こんばんは、いってつです。
一見、雑談はさぼっていると思われがちですが、仕事上ものすごい効果を発揮する事があるのです。
ドクターヘリに同行するフライトナースの話です。ドクターヘリが出動するのは、年間約1600件ほどです。一人のフライトナースが携わるのは約200件と言われています。ドクターヘリに関わる人達が、全ての案件に携わるのは現実的ではありません。
そこでフライトナースの間では、ひと時の休憩時間で雑談が繰り広げられているのです。「こういう案件があったの。その時にこう思ったの。そしてこういう処置をしたの。経過はこうなったよ。」と。それを聞いた人は、あたかも自分で体験した様な疑似体験をする事が出来るのです。
あるカップルの結婚式の時、花嫁がバルコニーから転落してしまって、その下にあったマイクスタンドに突き刺さってしまったという事故がありました。その時にも医療班が適切な処置をして、女性の怪我を上手く治療しました。その時にも雑談を通して周りのフライトナースにも伝えています。
その数年後、自転車競技をしている選手が、ハンドルに突き刺さるという事故が発生しました。それに駆け付けた医療班はそれまで見た事もない初めての体験でした。しかし、マイクスタンドに突き刺さった花嫁を治療した話を聞いていたので、とりあえずその時に治療したやり方をやってみようと、直ぐに行動に移せたそうです。
この様な代理学習は、どの業界でも必要性が高まってくるそうです。皆さんの職場でも参考になるのではないでしょうか。知識経験は正直他の人にはあまり話したくはないものです。自分だけのスキルにしておきたいのも正直な思いです。しかし、知識経験を出し惜しみなく周りに伝えている人にこそ、重要な情報が集まってくると言われています。一見損している様に見えて、出し惜しみしない方が、大きなメリットがあるのです。
皆さんも、雑談の重要性が感じられたのではないでしょうか。雑談ではなく会議の場で正式に行った方が良いのではないかと思われるかもしれませんが、その件に関しては次回のブログでお話しようと思います。
この話は婚活している時に話題が途切れたら、使ってみてください。どんな人にも共通する出来事だと思います。
それでは。